アドミン×MCSCC
アドミン×MCSCCのコラボによる長崎での取組について
2021年3月17日
株式会社アドミン
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会
アドミン×MCSCCのコラボについて
(1)株式会社アドミン(以下「アドミン」)は、出島発のシステムインテグレーターとして、システム開発をはじめIoTソリューション、ロボティクスソリューションなど、これから時代に重要な役割を担うテクノロジー関連事業を推進しています。また、全国に先駆け「サイバー企業」として独自の成長戦略を持って事業拡大を目指しており、東証グロース市場(現マザーズ※2022年4月グロース市場へ再編)新規株式公開(IPO)に向けた準備を開始することを2020年6月に公表しています。さらに、SDGsを企業理念の根幹に位置づけ、公益に資する事業展開を目指しています。
(2)一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(以下「MCSCC」。Matrix of CyberSmart City Consortium /2018年10月29日設立)は、IoT/センサー等の技術を活用して「サイバー空間」と「リアル空間」が融合していく未来を念頭に、人々がより健康で、より環境に負荷をかけずに暮らせるスマートシティの創造を目的として、全国の有識者を顧問に迎え、またアドミンを含む全国の企業・団体・学術機関等が参加している団体です。島根県益田市でプロジェクトのキックオフを行い、2019年には国土交通省の「スマートシティ先行15モデル事業」に選定されるなど、東京などの大都市だけではなく、地方都市でも実現できる汎用性の高いスマートシティのあり方を模索してきました。 ※MCSCCの英語名称に冠した「Matrix」は、「なにものかを生み出す母体」を意味する言葉であり、全国各地や世界(新興国)に広がるコンソーシアムを生み出す母体として機能していきたいという思いを込めています。
(3)このたび、アドミンとMCSCCは、我が国のスマートシティのフロントランナーとして新たな課題に挑戦を続けていくため、以下のような取組を連携して行うこととしました。
(2)一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(以下「MCSCC」。Matrix of CyberSmart City Consortium /2018年10月29日設立)は、IoT/センサー等の技術を活用して「サイバー空間」と「リアル空間」が融合していく未来を念頭に、人々がより健康で、より環境に負荷をかけずに暮らせるスマートシティの創造を目的として、全国の有識者を顧問に迎え、またアドミンを含む全国の企業・団体・学術機関等が参加している団体です。島根県益田市でプロジェクトのキックオフを行い、2019年には国土交通省の「スマートシティ先行15モデル事業」に選定されるなど、東京などの大都市だけではなく、地方都市でも実現できる汎用性の高いスマートシティのあり方を模索してきました。 ※MCSCCの英語名称に冠した「Matrix」は、「なにものかを生み出す母体」を意味する言葉であり、全国各地や世界(新興国)に広がるコンソーシアムを生み出す母体として機能していきたいという思いを込めています。
(3)このたび、アドミンとMCSCCは、我が国のスマートシティのフロントランナーとして新たな課題に挑戦を続けていくため、以下のような取組を連携して行うこととしました。
具体的な取組内容
(1) 長崎へのMCSCCの「ファイウェアデータセンター」設置
- MCSCC は「リアルの拠点」として島根県益田市に置いていたグローバルヘッドクオーターを、全国各地や新興国への展開等の観点から東京都に移すとともに、「デジタルの拠点」としてファイウェア(Fiware)のデータセンターを長崎市に置きます。
- Fiwareは、EUで官民連携で開発されたオープンソースの基盤ソフトウェアです。MCSCCはこのFiwareに準拠したプラットフォームを構築しており、目的に合わせて自在に組み替えられるため、個別の分野ごとにシステムを構築する必要がありません。分野や組織の壁を越えてデータの利活用が可能となるオープンインターフェイスのプラットフォームであり、新たなサービスの創出につながる可能性を持っています。
- 「ファイウェアデータセンター」は、リアルの拠点のように事務所があるわけではありませんが、デジタル拠点として無くてはならないものです。アドミンの協力を得て、今月末をめどに、かつての「世界への窓・出島」がある長崎市内にサーバーを置き、データの集積とMCSCCによるPoC開発支援の基盤としての役割を担わせ、世界に向けての拠点とします。
(2) 長崎における「スマートビレッジ」構想
- アドミンとMCSCCは、アドミンが長崎県長崎市琴海戸根町(県民の森隣接地)に所有する20万㎡の土地(山林)を活用しながら、「AIやIoTテクノロジーが支え森と共生する未来の暮らし」をテーマとした実証実験村「スマートビレッジ」構築を目指しています。
- スマートシティについては、様々な企業や大学、自治体が取り組みを始めており、先日は富士山の裾野に実証都市「ウーブンシティ」建設が始まるなど、各地で取組が活発化しています。
- アドミンとMCSCCは、20万㎡の土地に広がる自然環境を活かしながら、森に溶け込むように小規模な実験農園を点在させ、単にテクノロジーの実験場ではなく、人々がAIやIoTの力を借りながら自ら「食」を生み出し、健康に暮らし、クリエイティブな活動に励むための「ライフスタイルの実験場」を目指します。
- 現時点では、具体的な内容を示すことはできませんが、所々に小規模な農園を開墾し、テレワークとスマート農業を組み込んだ暮らし方の実証から始める予定です(開墾対象は全体で1ha未満を予定)。
- 今後、取組をご紹介する機会を定期的に設けたいと考えております。
連絡先
株式会社アドミン代表取締役 山口知宏
長崎市出島町5-12 セレスティアカネガエ402 050-5490-0976
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会
代表理事 橋本 剛
(グローバルヘッドクオーター)東京都港区東麻布1-7-7-3F AGD
(長崎キャンパス)長崎市古川町8-12-602 出島総研内 090-3200-6318