先日京都にて開催されました「生産工程の自動化に悩む中小製造業のための自動化セミナー」に参加させていただき、「三次元シミュレータのご紹介~モノづくりにおけるDX~」というテーマで発表させていただきました。
モノづくりには試行錯誤は必要不可欠でありますが、もっともコストと時間がかかるものです。
掃除機で有名なダイソンも初期モデルは5,127台の試作機を作って、途中倒産しかけたという話もあります。
弊社では、少しでもこういったコストと時間を軽減できるよう、モノづくりの設計図にあたるCADデータを仮想空間上に読み込み、内部パーツや回路をプログラムで再現、メタバース上で試行錯誤ができる三次元シミュレータを独自に開発しています。
【三次元シミュレータ】
三次元シミュレータとは、現実世界の物体や環境を再現し、人間が仮想空間で立体的な体験をするためのシステムです。産業分野ではコンピュータグラフィックスやバーチャルリアリティ(VR)技術を使用して、仮想的な現実を作り出し、製品の設計や製造工程の最適化、トレーニングやシミュレーションによる作業の安全性向上などに幅広く利用されています。また、複雑な現象やシナリオを再現することも可能であり、モノづくりの試行錯誤における現実世界でのリスクやコストを削減しながら、現実では難しい実験や状況の検証、研究開発にも活用できることが期待されています。
弊社では三次元シミュレータを活用し、メタバース上で試行錯誤することでコストや時間にかかる負担を軽減させ、モノづくりの現場におけるDXの推進に貢献させていただいています。弊社の発表も好評を博し、来場された方も大変興味と関心を持ちながら熱心に聴いていました。
将来日本の労働人口は2040年までに1200万人減少すると言われています。
株式会社アドミンはモノづくりの開発スピードアップによりロボットの導入を加速させ人口減少社会に貢献していきます。