ルートヴィレッジ
ルートヴィレッジの開村について
2021年11月1日
株式会社アドミン
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会
1.背景
(1) 株式会社アドミン(以下「アドミン」)は、長崎市に拠点を置くIT企業として、その企業理念の根幹にSDGsを位置づけ、公益に資する事業展開を目指しています。
(2) 一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(以下「MCSCC」。Matrix of Cyber Smart City Consortium)は、全国・新興国におけるスマートシティの創造を目的とし、アドミンを含む全国の企業・団体・学術機関等が参加している団体です。
(3) アドミンは、MCSCC と提携し、SDGsの推進の観点から、長崎市内において約20万㎡の敷地にオープンイノベーションのプラットフォームとしてスマートビレッジを整備してまいりました。ここでAI、IoT、ロボティクス等の新技術の開発や実証を行うこととしております。このたび、10月末で第1期の整備が完了したことを踏まえ、以下の通りお知らせいたします。
2.概要
(1) 正式名称「ルートヴィレッジ」及びロゴマークの決定
● 「スマートビレッジ」は「スマートシティ」と同様の一般名称ですが、アドミンがMCSCC と提携して取り組むスマートビレッジの正式名称を「ルートヴィレッジ」と決定しました。
● 「ルートヴィレッジ」の名前には、「根(root)を強く張り持続可能な世界を育もう」というメッセージが込められています。
● また、ロゴマークはroot(根)をモチーフとしており、下部はしっかりと張られた「根」を表現し、上部の幹、枝、葉、果実を全部足すと合わせて17となります。SDGsの17のゴール(目標)へのアプローチを暗示しており、前述の「根を強く張り持続可能な世界を育もう」というメッセージも込められています。
● さらに、「ルートヴィレッジ」ウェブサイトを開設しました。URLは以下の通り。
https://rootvillage.com/(2) 「ルートヴィレッジ」の構成
【農のエリア】
● スマート農業の実証実験の場。MCSCC と連携し、IoT水位計をはじめ、CO₂濃度、土壌水分度、日射量、天候情報をモニタリングし、ドローンや巡回ロボットを用いて農業従事者を支援する取組を推進します。また、広く企業・研究機関等の実証実験の受け入れも取り組みます。
● 太陽光発電ユニットやウォーターマネジメントシステムを搭載し、小型コンピュータ「ラズベリーパイゼロ」を内蔵して低コストで建築可能なIoTコテージを整備し、起業家、研究者、クリエイター、エンジニアが「ルートヴィレッジ」を拠点として活動するのを応援していきます。
【森のエリア】
● 自然を体感し共生するレクリエーションの場。また、ドローンに関し、改正航空法施行によるレベル4解禁に向けて、自動飛行におけるプログラミング技術の研究を進め、ドローン飛行の実証実験の場としていきます。
【海のエリア】
(スマート水産業を含め計画中)
(農のエリア)
(IoTコテージ)
(森のエリア)
※ 所在地:〔農のエリア〕(長崎市神浦下大中尾町稚出川20番5、21番、22番1~4、33番/長崎市神浦扇山町カバノ木谷21番3、10、11、23番7、24番1、26番、29番/長崎市西海町通山498番1、500番2、501番1、2)〔森のエリア〕(長崎市琴海形上町字畔山696番/長崎市長浦町字畝山1829番2、同字出ル葉1830番2、同字茶平l83l番、同字ムジナ山1834番)
連絡先
一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会 代表理事 橋本剛
(グローバルヘッドクオーター)東京都港区東麻布1-7-7-3F AGD
(長崎キャンパス)長崎市諏訪町5-3-4F(一社)出島総研内
hashimoto.t@matrix-cyber.org
090-3200-6318(©DYutakaworks2021)